建物診断と修繕計画

劣化状態把握重視の修繕計画立案
不動産の価値を維持・向上させていくためには修繕を行う必要があることは言うまでもありませんが、無計画な修繕や改修工事ほど不経済なものはありません。
建物の「今」の劣化の状態を適確に把握したうえで、過去の修繕の履歴や保全の品質を解析することにより精度の高い劣化予測を行い、適切な時期に適切な修繕工事を施すことが重要です。
建物の劣化状態と、劣化予測に必要な情報を定量的に把握する為の建物診断が全ての原点となります。単純な時間経年を根拠とする修繕・更新から、建物診断をすることにより劣化の状態を把握した修繕・更新に進化させます。
修繕計画策定のポイント
- 建物診断により建物の劣化状態を適確に把握する。
- 過去の修繕履歴を部位毎に分析すると同時に保守の品質も分析を行う。
- 不具合を誘発、助長するストレス要因の影響を評価する。