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SeeRex-fの考え方

Way of thinking

SeeRex-fの考え方

船舶エンジニア達が立ち上げた
SeeRex-fの礎

シーレックス・ファシリティーズの前身であるシーレックスは、船舶エンジニア達によって立ち上げられました。洋上では、一旦トラブルが発生すると、自ら原因を解明し対応できなくては目的地に到着することはできません。さまざまな役割のクルーが、時にはその専門性を発揮し、お互いに助け合い、補い合いながら、一丸となって取り組むことで、安全な航海は可能となります。そして最も重要なことは、発生してから対処するのではなく、問題が発生しないように「仕組み」そのものを理解し、マネジメントを行うことにあります。これはどこであっても変わることなく求められるものであると信じています。

01

信頼性中心メンテナンス

一般的に設備機器は、時間の経過とともに劣化が進むという考え方のもとに、定期保全手法が採られています。しかしながら、時間依存型劣化特性の影響が比較的少ない設備機器も存在しています。
定期予防保全手法では効果がない機器も多数存在する中で、そのような機器に定期保全を施すことは、無駄なコストを発生させるのみならず、初期不良等による故障を誘発させる原因にもなります。
私たちの設備管理は、設備機器の劣化特性に応じた管理手法を実施することで、コストパフォーマンスの向上に寄与しています。

02

リスクベース
メンテナンス

多くの施設では、設備機器のメンテナンススペックは画一的な定期保全が殆どであり、故障の発生確率(壊れやすさ)や被害の大きさ(お客さまへの影響度)に応じた保全方法にはなっていません。

リスクの大きさ=
故障の発生確率×被害の大きさ

同一基準、同一周期で行うメンテナンススタイルは無駄が多く、高額な保守料金が発生する要因となります。
各機器のリスクの大きさを評価し、許容できるリスクレベルとなるようにメンテナンススペックを再構築することにより、品質を落とさない合理的な施設管理が可能となります。

03

マルチスタッフ

航海で培われたノウハウ。洋上では、一旦トラブルが発生すると、自ら原因を解明し対応できなくては目的地に到着することはできません。
その思想を受け継いだスタッフは、自らの手で解決する技術と対応力を有しています。
スタッフのマルチ化、高度化により、生産性の向上に努めています。
一般的な管理会社は、発電機、吸収式冷凍機、ボイラー等のメンテナンスをメーカーに全て委託します。しかし、私たちは、メーカーと役割分担を協議して、メーカーメンテナンスの一部を自社で行う「内製化」に取り組んできました。このことにより、こまめなメンテナンスと同時に、コストの適正化にも努めています。
常駐スタッフがメンテナンス技術を高めることにより、トラブルに対する予防力と即応力が大きく向上し、信頼のメンテナンスにつながっています。

04

定量的モニタリング

実態を把握し、正しく状況を理解することが、無駄を省き効率を追求する第一歩です。定量化したデータは状況に応じた分析方法を用い、それぞれに最適なメンテナンスの仕様を検討いたします。最適なコストを探る時に欠かせないものの一つです。
床の清掃について、同じ仕様でも、場所によって汚れ方は異なります。無駄なく、効果的、効率的な作業を行うには、実態を把握し分布することから始まります。例えば、カーペットでは一定面積を同一機器により同時間清掃し、回収したごみの量を計測することにより、場所ごとの汚損度を確認できます。それらをもとにカーペットの配置や色の検討をすることができます。定量的モニタリングを実施することにより、最適な仕様・最適な価格での提案が可能となります。